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股関節と足の浮腫みの関係

股関節と足の浮腫みが関係あることはご存じでしょうか?

意外と見過ごされがちなのが、股関節です。

まず、「股関節」の位置、正しく理解しているでしょうか?

 

股関節の位置を正しく理解しよう

股関節の位置は脚の付け根のラインより少し上(恥骨より少し上の位置)、さらに太ももの外側のラインと、股下の内もものラインのちょうど真ん中あたりにあります。

体を側面から見た場合、お腹側とお尻側のちょうど真ん中あたりにあり、体のかなり奥にあります。

 

股関節の役割

股関節は球関節という関節です。

球関節とは、関節のうち接合部分が球状をしており、最も自由度の高い運動が可能な関節です。

図で見るとしっかりと骨がはまり込んでいるように思えますが、実は関節の周りについている筋肉に引っ張られたり、体の使い方のクセにより、骨の位置がズレて、正しい位置にはまらないことがあります

 

股関節のズレは、数ミリのズレかもしれませんが、このズレが原因で脚の付け根のつまり感やむくみの原因になることもあります。

 

さらに股関節は上半身と下半身をつなぐ要の関節。この関節のズレは股関節のゆがみが巻き肩などの姿勢不良を生んでいることもあるのです。

 

積み木でも、下の土台がずれると上に向かっていくうちにバランスが悪くなて崩れるのと同じですね。

 

体のほぼ中心に位置していて上半身と下半身のつなぎ目になっている股関節には、太い血管やリンパ節など、体内を流れる体液の節目になっているだけでなく、脳からの指令を伝達する大切な神経も通っている、とても重要な部位の1つです。

 

いわば、大事な関所

 

この大事な関所、股関節にズレがあったり、股関節まわりの筋肉が固くなっているなど正常に働かないと、血流やリンパの流れなどが悪くなり下半身の冷えや浮腫みに繋がってしまいます。

 

股関節と浮腫みの関係

下半身のむくみの原因の1つは、座りっぱなし、立ちっぱなしなど同じ姿勢で長時間いることによる血流の悪さにより水分が下半身にたまることです。

 

座りっぱなしの時は股関節とも関係のある鼠径部周辺が、ずっと縮こまっている状態です。

 

関所で流れを止めている状態ですので、浮腫んでしまっても当然ですね

デスクワークなどの座る時間が長い時は、時間を見て、立ち上がったり、股関節(鼠径部あたり)を伸ばすストレッチを心掛けたいですね。

股関節を緩めたり伸ばしたりするとき、体の奥にある関節を動かそう!という意識を持って動かしてみましょう

 

足先が冷えこみやすい季節は、特に注意が必要です。

 

直接冷える足先を温めたいところですが、実際浮腫み対策には、冷えた部分を温めるよりも、股関節にあたる足の付け根を解して血流をアップさせることで、下半身のアプローチに効果的です。

 

自分は身体が硬いから無理だ!という思い込みは捨てて

体の奥から、柔らかく伸びるイメージで、ジワ~っと気持ちのいい負荷をかけてストレッチを日課にすれば、どんどん身体は柔らかくなっていきます。

 

 

股関節周りの柔軟性は、腰痛やポッコリお腹とも関係が深いので、是非とも股関節ストレッチをお風呂上りの習慣おすすめします。

 

まとめ

・股関節は、上半身と下半身をつなぐ大事なつなぎ目

・股関節周辺の柔軟性が足の浮腫みとも関係する

・浮腫み対策には、股関節の位置を意識して、ストレッチを心掛ける

 

股関節を意識して、健康美ボディを目指しましょう

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