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反り腰とぽっこりお腹の関係

2021年10月25日

反り腰は、腰痛やポッコリお腹にも繋がるという事はご存じでしょうか?

骨盤が前傾した姿勢による反り腰、無自覚な人も含めて女性には多いと言われています。

何故女性に多いかというと、男性に比べて、一般的に筋力が弱いため。

また、女性は、妊娠や、急激な体重が増加すると、お腹が出た体形に変化します。

このお腹の重みを支えて、前傾に傾いた姿勢を正すために、腰を反らせなければならず、結果的に反り腰になってしまいます。

また、女性は男性とは違って、ヒールの高い靴を履くこともあります。

このヒールの高い靴は、つま先や足の前方に体重がかかりやすくなり、身体が前方に傾きやすくなるので、その姿勢を正すために、反り腰になってしまうのです。

また、反り腰は、加齢による運動不足や、腹筋の力の低下で起こるとも言われています。

腹筋が弱いと、上体を支える力が弱くなり、骨盤は正しい位置を保てず前傾してしまいがちになります。

そうすると上半身が前に倒れないように、無意識のうちに腰を反らしてしまっているのです。

 

ご自身の姿勢って、意識したことはありますか?

何も意識せず、普段の立ち姿勢を、ご家族やどなたかに、写真を撮ってもらってみてください

ご自身の姿勢は、この画像の中の、どれにあたるでしょうか?

一見、反り腰も猫背よりかは姿勢よく見えますが

 

背骨のS字カーブは、正常の姿勢を見ても分かるように、多少反ったカーブがあって正常です。
しかし、反り腰は、猫背よりも、カーブ(反り)がきつくなっています。

これは、腰痛に負担がかかって当然ですね

 

反り腰のセルフチェック方法

1,壁に背面をくっつけて立った時に、腰の部分に簡単に手が通ってしまう

2,仰向けに寝た時に、腰の下に簡単に手が通ってしまう

 

セルフチェックいかがでしたでしょうか?

 

反り腰の原因として

1,腹筋が弱い(又は使えていない)

2,背中が常に張っている(頑張りすぎている)

3,座りっぱなしが多い(股関節や太ももの前側が硬い)

などが考えられます。

 

反り腰では、常に腹筋が伸ばされている状態になっていて、この状態が長く続くと伸びきったゴムのようになってしまい、腹筋が収縮しにくくなってしまうのです。

 

更に、猫背と、反り腰が合わさったような、スウェイバックという姿勢もあり

これは、もっと姿勢的にも、問題があります

この姿勢の方は、気づかないうちに、脊柱に負担をかけて、筋肉をちゃんと使えず筋力も弱ってしまいがちに・・・

この歪んだ状態が続くと、体形だけでなく、内臓にも負担がかかってしまいます。

反り腰のまま、気づかず生活していると、腹筋が使われないまま、お腹の筋肉は、伸びたゴムのようになってしまい、どんどんお腹に脂肪がたまってしまうという悪循環に。

 

姿勢が悪いからといって、急には身体に痛みがでるわけではありません。

しかし、気づかないうちに少しずつ、体に影響を及ぼしているのです。

常日頃から、自分の立ち姿勢は、チェックして、ぽっこりお腹にならない筋肉、脊柱を正しいS字ラインを保って、健康と美姿勢を手に入れましょう

 

 

 

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